診療内容
Hematology貧血・血液の異常を見る
「血液内科」
子どもも大人も、血液の異常は早めに発見・治療を
当院は、血液内科専門医による診療を行っています。
豊田市桝塚・岡崎市境エリアで、小児から大人まで家族で通える血液内科として、貧血や白血球・血小板の異常などに幅広く対応します。
学校健診や会社健診で「要再検査」となった方、顔色が悪い・疲れやすいなどの症状がある方は、早めにご相談ください。
こんな時はご相談ください
子どもの貧血について

お子さんの貧血は珍しくありません。
特に小学校高学年〜中学生の女子は、成長スパートや月経開始による鉄不足で貧血になりやすくなります。
症状が軽いと気づきにくく、健診で初めて指摘されることもあります。
こんな症状があれば要注意です
子どもの貧血を放置すると…
- 学習意欲や集中力の低下
- 発育への影響
- 免疫力低下による感染症リスク増加
当院でできること
- 採血で原因を特定(鉄欠乏性貧血、悪性貧血、溶血性貧血など)
- 鉄剤内服・注射、食事指導
- 月経開始後の女子への定期フォロー
大人の貧血・血液異常

成人の貧血は、鉄不足だけでなく消化管出血・慢性疾患・造血機能の低下・ビタミン不足・亜鉛などの微量元素の不足などが原因のこともあります。
「疲れやすい」「息切れがする」「立ちくらみが増えた」などの症状がある場合は、血液検査で原因を確認しましょう。
隠れ貧血(潜在性鉄欠乏)
健診で「貧血なし」と言われても、体の鉄の貯蔵量が不足している状態があります。
これは「隠れ貧血」と呼ばれ、ヘモグロビン値は正常でもフェリチン(鉄の貯蔵量)が低く、さまざまな不調の原因になります。
隠れ貧血の症状
隠れ貧血の原因になりやすいケース
- 月経がある女性(特に量が多い方)
- 妊娠・授乳期
- ダイエットや偏食
- 消化器疾患(胃潰瘍、ポリープ、痔など)
- 持久系スポーツを行う方(ランニング、マラソンなど)
当院での対応
- 採血でフェリチン値を測定し、鉄不足を早期発見
- 食事や生活習慣のアドバイス
- 必要に応じて鉄剤の内服や点滴治療
- 必要時は消化器科・婦人科と連携